農村の教育事情

1985年から中国中央政府が実施した貧困対策活動によって、

農村部の教育事情は年々改善、学齢期児童の就学率(98%)は90年代から大変高い数字でした。

しかし、当会が支援をスタートした2000年当初は、

教師の資質が低い(=学校が楽しくない、勉強について行けない、

学費が払えない、学校が遠い)との理由から、中途退学が大変高い状態にあったり

また、危険な校舎も多く、椅子や机が不足、

あっても古く粗末で教室の中には黒板・机・椅子の他には何もない

(参考図書やオルガン、地図といった学習教材がなにもない)状態がほとんどでした。

 

近年、そのような状況は大きく改善され、シンプルながらも

安全で清潔な教室で授業を受けられるようになりました。

 

現在(2015年)、義務教育期間(中学卒業まで)の貧困農村地区への支援は

大変手厚く、様々な特別待遇措置もあり、通学にかかる費用は完全無料。

衣食住(制服、給食、寮費)などの費用も無料となりました。

しかし、高校進学後は、それまで無料だった各費用が各家庭負担となります。

「大学に行けば、自分でアルバイトしながら学費を工面し、生活していける。

 でも、高校3年間は勉強が本当に忙しいし、

 学費負担がとても大きいので、本当に苦しい!」という状況にあります。

 

よって、現在、当会はこのような高校生支援に力を入れています。